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ここではリングのボディーを制作する過程からご紹介をします。写真は特殊な樹脂製の型を切り出しているところです。 |
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切り出した型をヤスリで削って形を整えていきます。作業はすべて目分量ですすみます。職人の熟練の技です。 |
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だいたい出来上がりました。樹脂製の型を原型にして、金属を流し込んでボディーを制作します。 |
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左端が樹脂製の型、真ん中が樹脂を元にした型からキャストされた金属のボディー、そこに彫りを入れて完成したのが、右側のリングです。 |
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次は彫りの工程を洋彫りのリングでご説明します。ボディーを松ヤニで固定して、彫りの基準になる線を薄く彫り込みます。 |
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細かい下書きなどはせずにいきなり彫り進めていきます。長年の勘と経験が活かされています。 |
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一番奥に花の形が浮き上がってきているのが分かります。石を留める場合は、この時にツメを起こしていく工程も加わります。 |
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細かい部分を仕上げて完成したリング。洋彫りの特徴の一つでもあるアンティークな風合いが出ています。 |